外国語学習の科学を読んで、英語学習ストラテジーを立ててみた

Yuki Shichiku
6 min readJul 3, 2018

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海外に部屋を借りて仕事をして、英語を話すしかない環境を作れた。この機会を逃さず英語を確実に自分のモノにする為に、とにかく効率よく英語を学びたいと思う。

そこで言語学や心理学等の過去の研究成果から導き出された効率の良い勉強方法が書かれているこの本を読んでみた。

外国語学習の科学―第二言語習得論とは何か
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この本にある優れた学習者の特質には、

  • 言語形式に注意する
  • コミュニケーションを重視して言語を使おうとする
  • 学習活動に積極的に関わる
  • 学習プロセスを意識している
  • 学習ストラテジーを必要に応じて柔軟に使う

というものがあり、これに習って自分にあった効率の良い学習ストラテジーを立てて見る事にする。

動機をつくる

上記の他に動機ある人ない人で、ある人のほうが成果が出たという研究結果があった。仕事で使うみたいな道具的動機でもいい。彼女を作って話したいみたいなやつ。

今回自分は仕事で使う状況を作った。その他英語とプログラミング出来たら世界中で働ける。やりたいことをカタチにできる。無敵の人になれる。こんなところだろう。

効果のある授業

高校の授業で全体の成績がめちゃくちゃ良くなったという授業の話があって、こういう話があった。

文法の授業を廃止して、文法は小冊子を自宅学習させるようにしました。授業は文法訳読をつかった精読と、内容理解中心の多読を併用し、さらにサイドリーダー(副読本)の授業をとりいれ、多量の英文を読ませました。

というわけで、文法は個人で籠もってやる。あとメインの勉強はとにかく読む。インプットメインでやる。あとは軽くアウトプットで締める。読んだ物を自分でまとめたり話す機会があれば話したり。

インプット=インターアクションモデル

もう一つの効果のあった授業の例

授業の中心となる活動は、その日に導入された文法項目を使った学生どうしのインタビューです。会話内容は、自分のことや、クラスメートのことで、友人、出身、趣味、家族、授業、先生、自分のアパート、冬休みの予定、などについて、お互いにインタビューし、インタビューで得た情報をノートにメモしておいて、宿題でクラスメートや自分のことについて書く、というものです。

新しくインプットした文法を中心に会話に組み込む方法。帰ってインプットを文字でもまとめてアウトプット。普段の生活で覚えた文法を使って意識したいところ。

オレオレ学習ストラテジー

インプットがメイン

以上の内容からメインの勉強はインプットを中心に組み立てて行く。良いインプット選びが重要で、まずは聞いたら80%ほどわかるようなものを使うのが良いらしい。そこでこれらの本を利用してみる。

Sherlock Holmes: Two Plays — With Audio Level 1 Oxford Bookworms Library: 400 Headwords
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Oxford の出している bookworms libraly だ。これのオーディオ付きのやつを探してとにかく聞く、音読して読む、暗記するくらい読む。この本はレベルが設定してあって、低いレベルのものだと不思議なくらいスラスラ読めてしまう。これは利用する文法と単語レベルを制限して書かれているからだ。こいつを利用していわゆるシャドウイングをやっていく。文法に気をつけたり、発音に気をつけたりしながら集中して何度も読む。

その他には普段から英語の情報に触れたりする。エンジニアなので使ってるフレームワークのドキュメント読むとかでも良さそう。

文法から逃げない

あとは文が作れるくらいの最低限の知識の文法は覚えたほうが良いらしい。やっぱりここは逃げられないか。なので積ん読してあったこの本を読む。

一億人の英文法
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文の組み立て方を分かりやすい法則とイメージで勉強できる。前置詞の用法とかをイメージで教えてくれるので使える英語が頭に入りやすい。ちなみに難しいと思った文法は飛ばしてもいいらしい。身構える必要はなさそうだ。

自動化

最後に覚えた内容を自然に使えるように馴染ませる、自動化する練習が必要。つまりアウトプットだ。アウトプットは少なくとも毎日やる必要があるらしい。書く話す。意識して覚えたインプットを使うようにすると効率はより良くなる。なので以下の方法を日常の勉強に組み込む。

  • 瞬間英作文トレーニング

この本はアプリ版もある。英文法ごとに区切られていて、日本語を聞いて英語にすぐ訳すというのを繰り返すものだ。何度もやって慣れたら文字を見ずに日本語を聞いただけで英文を作って話す。文章を覚えるくらいやってもいいが、その後シャッフルトレーニングの本もあるので続けてやると良さそう。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
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  • 現地で話す

言わずもがな。コードを書いているとなかなか話すきっかけがないが、プロジェクトの仕様を相談したり、進捗を聞いたりして無理やり話していくのが良さそう。友達を作って遊びに行くとかもやりたい。

  • ツイートの英語化

ツイ廃の僕にピッタリのアウトプット方法だと思う。思ったことを英語で考えるのはとても良い練習になるそうなので、積極的にやっていきたい。その日あった出来事とかも、全部Twitterに書いていったら良いと思う。上記インプットのまとめや Oxford bookworms のまとめも Twitter に書いていけたらと思っている。ちなみに自分の英語版アカウントを作ってつぶやいているので( @79yuuki_en )、いかに僕が英語苦手だったかわかるだろう。成長しているところを見せられればと思う…!

まとめ

まとめるとこうだ。

  • 文法を一通り学ぶ。
  • Oxford bookworms を音読しまくる。
  • アウトプットを意識して自動化する。

今度こそ英語ペラペラ目指すぞい💪💪💪

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Written by Yuki Shichiku

紫竹佑騎と申します。しちくゆうきと読みます。79と表記したりします。

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