エンジニア像の幻想
今日は年始リリースの案件の最終追い込みをしていてバグを探したり未実装なものを見つけて組み込んだりバタバタしている(現在進行系)
この1〜2ヶ月くらいは自分も手を動かして久しぶりにガッツリプロダクトのコードを書いていて、最近はテクニカルディレクター本人が実戦投入されざるを得ない追い込み段階に入っている状況だ。
昨日の日記にもちらっと書いたが8月に会社を辞めて、それからは色んな案件を個人で貰ったり、みんなでやれる案件を何人かでやったりしている。最近はちゃんと法人格を持ちたいと思ったので来月くらいに会社を作れたらいいなと思って色々勉強しているところだ。
それはまぁポジティブだし、別にやったらいいんだけど手持ちの仕事が納まらない。毎年のことだし、来年ももっと忙しくなると思っている。今は退職後にニートしていたときのリハビリみたいなもんで、色々思い出しながらコードを書いている状況である。複数案件持っていると自然と優先順位とやりたい仕事が逆転することが多々あると思うのだが、そうならないために時間管理や規則正しい生活を心がけていかないとストレスが溜まって長く続かないんだと思う。
そんな平成最後の自分と決別するために、今夜もキーボードをひたすら叩き続ける。今使っているキーボードはMiSTELのMD600という分割式キーボードなので、長時間打鍵していても胸が開いているので人間工学的に良いから疲れない。キーボードはふかふかだが割とカチャカチャ音が強いのでうるさいかもしれないが指も疲れないし仕事している感が半端なく出る。
こういう形から入る感じは昔抱いたエンジニアっぽさの憧れがまだ残っていて、いい椅子とキーボード&トラックボール、ハイスペックPCに複数モニター利用してみたり…。しかしこんなエンジニア像は幻想でしかなくて、僕の知っている日本最強エンジニア(某メルカリCTO)は MacBook Pro 1台で「こっちのほうが集中できる」とか言ってみんなの何億倍もの生産性を上げているので「弘法筆を選ばず」って考えた人は僕と同じような体験をしたんだろうなって勝手に思った。
なんと明日からはもう東京に返って親戚で集まって年末年始を過ごすという予定に突入してしまうのでなんとか色々終わらせてしまいたい。願わくば明日の飛行機でちょっと寝て、夜の予定を済ませてからコミケが始まる前には一段落させてしまいたい。ここから10時間くらいの自分に期待しよう。。